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2007年09月15日
平成猿蟹合戦
最近日が落ちるのがはやくなってきましたね。
つまりごはんがおいしい季節の到来ですよ、お父さん。
さかいです。
アメリカでは特別な意味合いをもつことになった一日、9月11日。
今年、音楽メディアがこぞって話題にしたのは、50セント、カニエウェストというビッグネームそれぞれが同日リリースするニューアルバムのどちらに軍配があがるかということでした。
エミネムに見出され、G-UNITというグループに於いてボス猿として君臨する50ことカーティスさん。
かたや学生時代に始めた音楽活動が忙しくなりすぎ大学を中退した西の蟹江さん。
日本に住んでいてヒップホップ文化にあまりなじみのない私にとっては、次の総裁が誰になるかと同じぐらい関心の無い熱気でしたが、結果はカニエの勝利。
“負けた”50セントは直前のインタヴューで語った“もしもカニエに負けて1位にならなければ今後
ソロでアルバムは出さない”との宣言を今のところは撤回していない様子です。
ケンシロウよろしく9発の銃弾に貫かれた体をもつ50セント。
そういえば華氏911の監督で知られるマイケルムーアのボーリングフォーコロンバインの中で、加害者の少年が聴いていたとしてアメリカ社会から一躍敵対視されることになったマリリン・マンソンことブライアン・ワーナーが劇中で言い得て妙なことを言っていました。
「……洪水、エイズ、殺人……メディアは恐怖と消費の一大キャンペーンをつくりだす。そしてこのキャンペーンは、人々を怖がらせることによって消費へと向かわせようとする発想に基づいている。その恐怖心が人を銃に向かわせるんだ」
CDが何枚売れたとか何週連続1位になったとかという話をよく聞きますがそれはあくまで音楽に付随するビジネスとしての側面でしかなくて、音楽の本質では何を以って強い/弱いとか勝つ/負けるとかはよくわかりません。
しかし先述の50セントの発言を受けてカニエウェストがTV番組で言ったとされる「オレも50セントの音楽は好きなんだ、頼むからもしオレに負けても引退なんてしないでくれ」という台詞。
彼なりの挑発なのかもしれませんが、そこはカトリーナ災害時の的確な大統領非難で知られる彼のこと。
その言葉に偽りが無ければそれこそが“強さ”なのではないでしょうか。
作品の内容について私がどうこういえることではないですが、多くの人々に選ばれたのは彼の豊かな音楽性があってこそ。
サンプリングしたダフトパンクのあの音色をバックにライムするなんてなかなか考えつきません。
そして、ジャケ。
村上隆のデザインが外から見た日本的な一面を強調しています。
ちなみにカニエ熊は個人ランキング3位です。
1位:『ぼくはくま』のまくまくん
2位:デッドベアーのLUCKYさん
そんな五感で楽しめるカニエさん。
ぜひ手に取り一聴、一目、一口、一嗅ぎしてください。
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投稿者 rental : 2007年09月15日 06:53
