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2007年10月28日

家族愛

最近見聴きしたものには、全て家族というキーワードがありました。

ざっくばらんに紹介してみます。
さかいです。

①『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
東京タワー.jpg

いわずと知れたリリーフランキーのベストセラーの映画版。
成長するボクとオカン、オトンのそれぞれの半生について自伝的に描かれています。
オダギリジョーがあいかわらずかっこよすぎるのは別として、オカン役の樹木希林、
オトン役の小林薫、若き日のオカン役 内田也哉子、元彼女役の松たか子とそれぞれが
とても良い役回りを演じています。
今の時代では自己犠牲と映ってしまうほどのオカンの愛情と、それが有限であることに
気付きながらも甘えてしまうボク。
時が過ぎ今までの愛情を返そうとした矢先の別れ。
これは環境こそ違えど誰しもがいつか通る道なのでしょう。
私は、これを観て最後のほうで不覚にも泣きました。
今まで映画を観ながら涙を浮かべたことはありましたが、なぜか今回はそれが頬を伝いました。
もう年なのでしょうか?
その後、母親と話すのがちょっと照れくさくもあり、幸せでもあります。

②『酒井家のしあわせ』
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まずタイトルがずるい。
次にこの事態に対するぬるさが絶妙。
内容はネタバレになるので言いませんが、子供の目線から見た大人の事情の複雑さ、
そして母親の強さがうまく出ていると思います。
ちなみに劇中での酒井家の愛車もオレンジ色。(フォード・フォーカス)

③『間宮兄弟』
まみや.jpg

なぜかこのタイミングではじめて観たのですが、こんな兄弟すてきですね。
カレーパーティーとか浴衣でゲーム大会とか、ちゃっかり綺麗どころと仲良く
なっていく感じがかわいらしいですね。
兄弟の反省会のシーンや、商店街をじゃんけん競争で歩く姿などもほほえましいと思います。
母親役が中島みゆき!! というところが一番の驚きでしたが、ほのぼのした良い映画だったと思います。

④チャットモンチー『生命力』
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セカンドアルバムがリリースされました。
この川嶋あいみたいな顔でYUIみたいな声の橋本絵莉子の世界はあいかわらず独特で、
冒頭の「おやしらずがはえてきたよ」という一節からぐいっと引き込まれ、さりげなく吐かれる
「あなたの子でよかった」という台詞に、一人暮らしの経験の有る方は同感するのではないで
しょうか。
彼女たちの音楽を聴いていてもあまり“ガールズバンド”という気がしないのは、きっとどこかで
橋本さんのホワイトノイズな轟音ギターの裏に、スーパーカーという存在を引きずっているのは
私だけではないはずです。
ともあれPOPで万人受けしてるようだしよかったですね。

⑤PREFUSE73『Preparations』
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新譜のリリースに気付かずようやく入手。
前から事あるごとに紹介をしているスコットへッレン最新作は、
プレフューズ73の名義での発表。
前々作『Surrounded By Silence』では身の回りがうまくいかず怒りが作品にも表れていたという裏話が
ライナーノーツに記されていますが、その後男の子に恵まれ今はその子が自分の価値観の中心と、お父さん的な一面も出ているようですが、いまの生活の充実ぶりが、彼の描く音塊のふしぶしから溢れているようです。
このCDには、彼が作曲した作品を生楽器だけで演奏した楽曲がボーナスディスクとしてついているのですが、どちらも今の彼を端的に表していると思います。
ちなみにいよいよTSUTAYAでは彼の作品がレンタルできるようになりました。
しかもコーナー組で展開されています。
(ちなみにこのコーナー、他にもboards of canada、autechre、aphex twin、squarepusherなど、直球ど真ん中な内容です)
まずはそちらを聴いてみてもらえればと思います。

今回も長文をたれましたが、要約すると、家族って大事やちゃーということです。

投稿者 rental : 23:10 | コメント (0)

2007年10月22日

ここ最近

めっきり秋。
運動会も文化祭も無い私の26年目の秋は、いつもと変わらずごはんと音楽のために存在するのです。
そんなさかいのここ最近をざっくり。


ソレイユ.jpg

中納良恵 『ソレイユ』

エゴラッピンの楽曲が中納さんと森さんの二人の共作だとすると、このソロ作は自身と見つめあうことでできたような感じでしょうか。
とても内省的で、どこか暖かい。ジャケット写真そのまま曖昧で透き通った感じです。
向井秀徳のギターがかき鳴らされるキリッキリな感じの曲もあり、何より彼女の圧倒的な声の強さがあっての世界観、です。


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ゆらゆら帝国 『空洞です』

ゆらゆら帝国。
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こんなにいろんな意味で変態なバンドを私は知りません。
①おどろおどろしい妖怪性全開でのデビューから②『3×3×3』~『ゆらゆら帝国Ⅲ』までの時代錯誤なファズギターサウンドと刹那への疾走感。
③前々作の『めまい・しびれ』では絵本を読む子供のようなどこまでもイノセントな感情と、逃げても逃げても追ってくる既視感を一対にすることで自分の中に潜む何者かと対峙するためのプライマルスクリーム療法のような世界を築き、④前作『sweet spot』で見事に融解。ジャケのたこのようにとろとろです。
そして⑤今作では、もうNEUやKANのようなドイツのクラウト・ロックみたいな境地。
一つ一つのメタファーにハイパーリンクが貼られ一度足を踏み入れると二度と帰ってこれないようなサイケデリアが広がります。
私は②からのタイミングで好きになったクチですが人によっては④以降はNOというのもあり得るのではないでしょうか。
エンドレスで②の時期だけ聴き続けると、それはそれで人間失格になれそうです。


capsule rmx.jpg

capsule 『capsule rmx』

capsule直近の楽曲のリミックス集。
前作『sugarless girl』が予想外にも好みな作品で、今回のリミックスも違った味付けで楽しめました。
capsuleもかつてはレトロフューチャー的なもだーんな世界を持ったユニットでしたが最近ではかなりソリッドなエレクトロニカになりましたね。
中田ヤスタカ作品としては

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Perfumeの『ポリリズム』がNHKとACのCMの話題に加えあの手の人からその手の人まで巻き込んで大人気の様子。

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MEG『OK』では久しぶりのコラボで相変わらずのキューティーさを発揮しています。それにしてもMEGは
SOTTE BOSSEでも有名なi-depのナカムラヒロシとも仕事をするなどこの手のシーンと密接な感じです。

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そしてこちらもデザイナー兼モデルの酒井景都とのユニットCOLTEMONIKHAの『COLTEMONIKHA2』
ではお互いの世界観がうまくマッチした形でのガールズハウスを繰り広げています。

中田ヤスタカの音は、ともすれば80年代のディスコミュージックの延長のようなチープな感触のものが多いのですが、あの時代にあったトゥーマッチなまでの多幸感をあえて消し去ることで新しい一つのフォーマットとして大成したのではないかと思います。

自分もあれぐらい女心と音楽プログラミングを操ることが出来ればなーとは思いませんが、今からでも
楽器をはじめて注目されたいそんなあなたには
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このテルミン、世界最古の電子楽器の一つといわれています。
アンテナ部分に手を近づけることで反応する電子音の高低を操り音を奏でましょう。
私は『千の風になって』がやんわり弾け(もはや歌え)るようになりました、よ。
そしてこのおまけのミニテルミンはなかなかの優れもの。
改造してマーシャルのアンプにつなぐことだって可能なのです。

長々と書きましたが、簡単に言えば寒さを理由にひきこもってるだけなわけですね。


投稿者 rental : 02:03 | コメント (0)

2007年10月15日

新・社会人類

幼いころに抱いた夢を、大人になって適えられた方はどれくらいいるでしょうか。
私はこの作品を見るたびに、そんな思いに駆られます。
小学校の時に“お父さんのなりたかった職業を聞いてくる”という
宿題に対して“カウボーイ”と真顔で答えた私の父の勇姿を私は一生忘れません。
さかいです。

サラリーマンネオ.jpg

サラリーマンNEO season2 DVD-BOX1

NHKで深夜に放送されているバラエティ番組
サラリーマンNEO
2007年放送前半分から選りすぐりの作品を収録したDVDです。

NHK、サラリーマンという固いイメージを見事に裏切り、日常に潜む笑いを
時にそこはかとなく、時にシュールに描いた同作。
10年前なら決して理解できなかったであろうこの笑いの境地が、
今はとても新鮮で、ちょっぴり切なくもあります。

これを観て、サラリーマンて面白そうだなー、なりたいな、サラリーマン
と思った矢先、自分もばっちりサラリーマンだったということに気付きました。

正直言ってしまうとDVDになったからといって全部網羅できるわけではありません。
11月23日(金)勤労感謝の日には朝8時20分から全21回放送分+αを一挙放送
とのことです。
それを観てからでも良いですがハマること請け合いですので先に購入されることを
お勧めします。
10月16日店頭入荷です。

仕事が終わり深夜帰宅後にビールを飲みながらこれを観る。
そんなサラリーマンの努力で今の日本があるということをしみじみ感じます。

投稿者 rental : 21:18 | コメント (0)

2007年10月04日

おわるものとつづくもの

たまにまんがをよみます。
小さいころ(160cmぐらい)はジャンプとかを買っていた気がしますが、
今は大きくなったのでコミックだけ、たまに買います。
さかいです。

21世紀.jpg

20世紀少年~21世紀少年が完結しましたね。

そして

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HUNTER×HUNTERが復活。。。

20世紀少年は、1960年代末生まれの少年たちが、幼いころの体験から発展してやがて遭遇するSFサスペンス的な顛末を描いた大作でした。
モチーフになっているT-REXの『20CENTURY BOY』他、ボブディランやウッドストックといった音楽ネタ
から、万博や平凡パンチといったノスタルジーと表現されがちな“昭和”の香りで満ちた世界に、既視夢に似た懐かしさを感じていました。
あいかわらず大風呂敷を広げてその収拾に急がしい感じと、どう見ても外国人には見えない作画力を
筆に込めた内なる表現力で描き切った感じがとても好きでした。
そういえばPLUTOの原作者ともいえる手塚治虫さんのキャラクターも、どこかで見たことあるタッチの人物が多数登場しますね。

以前に浦沢直樹さんが出演していたNHKのプロフェッショナルという番組で、
本人にとってプロフェッショナルとは? という問いに対して、
「プロフェッショナルとは、締め切りがあること。そしてその締め切りまでに最善の努力をする人のことじゃないかしら」

と答えていました。
その言葉をそっくり返したくなるのがHUNTER×HUNTERの作者、富樫義博さん。
同作品連載中に約1年7ヶ月の休載。
そしていよいよ今週末に誌面で復活とのことです。
私が読み始めたのはかなり大きくなってから(175cm~)なのですが、
大人心に、こんなのをジャンプで小さい子供が読んでいいのか?
と思うような内容がしばしば。
私は個人的にこういった、どんな視点でその作品に触れても感じ取るものがある作品が好きで、
敵役のインフレ(ドラゴンボールでいうとあんなに強かったフリーザさんが復活してやばいと思ったら
トランクスさんが一撃みたいな)を究めたような世界観がみていておもしろかったです。
おもしろいというのは内容が半分、残り半分が作者どうすんだろ? という冷めた目線でした。
でも正直今後の展開が楽しみで、自分の好きなものがひとつ終わってひとつはじまるこの偶然を
この人にささげます。

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いずれにしても漫画ってなくてはならない文化なのだなあと本棚をみて痛感。

コミックはお近くの文苑堂書店各店にてお買い求めくださいませ。


投稿者 rental : 21:29 | コメント (0)