2007年10月22日
ここ最近
めっきり秋。
運動会も文化祭も無い私の26年目の秋は、いつもと変わらずごはんと音楽のために存在するのです。
そんなさかいのここ最近をざっくり。

中納良恵 『ソレイユ』
エゴラッピンの楽曲が中納さんと森さんの二人の共作だとすると、このソロ作は自身と見つめあうことでできたような感じでしょうか。
とても内省的で、どこか暖かい。ジャケット写真そのまま曖昧で透き通った感じです。
向井秀徳のギターがかき鳴らされるキリッキリな感じの曲もあり、何より彼女の圧倒的な声の強さがあっての世界観、です。

ゆらゆら帝国 『空洞です』
ゆらゆら帝国。

こんなにいろんな意味で変態なバンドを私は知りません。
①おどろおどろしい妖怪性全開でのデビューから②『3×3×3』~『ゆらゆら帝国Ⅲ』までの時代錯誤なファズギターサウンドと刹那への疾走感。
③前々作の『めまい・しびれ』では絵本を読む子供のようなどこまでもイノセントな感情と、逃げても逃げても追ってくる既視感を一対にすることで自分の中に潜む何者かと対峙するためのプライマルスクリーム療法のような世界を築き、④前作『sweet spot』で見事に融解。ジャケのたこのようにとろとろです。
そして⑤今作では、もうNEUやKANのようなドイツのクラウト・ロックみたいな境地。
一つ一つのメタファーにハイパーリンクが貼られ一度足を踏み入れると二度と帰ってこれないようなサイケデリアが広がります。
私は②からのタイミングで好きになったクチですが人によっては④以降はNOというのもあり得るのではないでしょうか。
エンドレスで②の時期だけ聴き続けると、それはそれで人間失格になれそうです。

capsule 『capsule rmx』
capsule直近の楽曲のリミックス集。
前作『sugarless girl』が予想外にも好みな作品で、今回のリミックスも違った味付けで楽しめました。
capsuleもかつてはレトロフューチャー的なもだーんな世界を持ったユニットでしたが最近ではかなりソリッドなエレクトロニカになりましたね。
中田ヤスタカ作品としては

Perfumeの『ポリリズム』がNHKとACのCMの話題に加えあの手の人からその手の人まで巻き込んで大人気の様子。

MEG『OK』では久しぶりのコラボで相変わらずのキューティーさを発揮しています。それにしてもMEGは
SOTTE BOSSEでも有名なi-depのナカムラヒロシとも仕事をするなどこの手のシーンと密接な感じです。

そしてこちらもデザイナー兼モデルの酒井景都とのユニットCOLTEMONIKHAの『COLTEMONIKHA2』
ではお互いの世界観がうまくマッチした形でのガールズハウスを繰り広げています。
中田ヤスタカの音は、ともすれば80年代のディスコミュージックの延長のようなチープな感触のものが多いのですが、あの時代にあったトゥーマッチなまでの多幸感をあえて消し去ることで新しい一つのフォーマットとして大成したのではないかと思います。
自分もあれぐらい女心と音楽プログラミングを操ることが出来ればなーとは思いませんが、今からでも
楽器をはじめて注目されたいそんなあなたには

このテルミン、世界最古の電子楽器の一つといわれています。
アンテナ部分に手を近づけることで反応する電子音の高低を操り音を奏でましょう。
私は『千の風になって』がやんわり弾け(もはや歌え)るようになりました、よ。
そしてこのおまけのミニテルミンはなかなかの優れもの。
改造してマーシャルのアンプにつなぐことだって可能なのです。
長々と書きましたが、簡単に言えば寒さを理由にひきこもってるだけなわけですね。
投稿者 rental : 2007年10月22日 02:03
