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2007年12月24日
虹の彼方で
こんばんは、
いよいよ明日はクリスマス。
そしていよいよあれが発売します、さかいです。

radiohead 『in rainbows』
好きな人はとことん好きな、興味のない方は無言で通り過ぎる彼らの音楽ですが、
私も例に漏れずいまだに聴き続けるバンドの一つです。
今作は、EMIとの突如ホームページでのダウンロードでの発表、そして購入金額を自分で決める
という斬新なスタイルで先行リリースされたことで音楽界だけでなくそこらへんのニュースでも取り
上げられていました。
CDとしての発売の際には、ケースが付属せずに、シールやジャケットを組み立てて自分で作るという
かなり凝った仕組みです。
私はCD世代なので、歌詞カードやケースなど含めての作品としての対価としてお金を支払うことに
何のためらいもありませんが、データとしての音楽の流通が主流の今の世の中で、どれだけの反応
が得られるのかとても興味深いところです。
彼らの音楽は、人によっては革新的である、とか内省的である、とかいろんなフェーズで語られますが、
私にとってはなんかちょうど良い、ポップミュージックなんだなということを最近再認識しました。
別に前衛的な音楽を聴きたければ彼らである必要はなく、ポップミュージックを聴きたければそれこそ彼らである必要はないのです。
しかし、彼らの持つさまざまなアプローチとこれまでのプロセスが、ジャンルだとかカテゴリーだとかをはみ出し、かき混ぜ、あざ笑う感じに魅せられてしまうと、なかなかその心地よさから抜け出せません。
今作を聴く限り、まだまだ彼らがポップミュージックの中で演じる役割は多いのかなと思います。
1曲目の『15 steps』から、そこには確実に“音が鳴っている”ことが感じられます。
その音はどこまでも冷たく尖り、しかし人懐っこく溶けていくように滲みます。
時代の音とかこれが最先端とかそういうことには興味はありませんが、まだこの音に反応する自分
でよかったなと思いました。
ぜひ皆さんもCDクオリティーで一聴されてみてはどうでしょう。
全く関係ありませんが、サミクラウス(Samichlaus)という現地のコトバでまんまサンタクロースと言う
スイス生まれのオーストリア製のビールがあります。
毎年サンタクロースが生まれた12月6日に作られるこのビールを、ウィルキンソンのジンジャーエールで
適当に割って作ったシャンディ・ガフもどきがたまらなくおいしいです。クリームチーズをお供に1000円で
お釣りの来るひそかな贅沢です。
飲むとまもなく頭がぐわんぐわんして来るので、どんな音楽も刺激的になります。
ほどほどにお試しください。
投稿者 rental : 2007年12月24日 18:42
