文苑堂書店 週間ランキング
《2021年11月8日~11月14日》
▼
▼
▼
1位 雪見酒
佐伯泰英/著
文藝春秋 814円(税込)
日課の研ぎ仕事に精を出す小藤次親子の前に現れた貧相な浪人。
駿太郎の大切な刀・孫六兼元を奪おうとして番屋にしょっ引かれたが、
なんと仲間を殺して逃亡した。
残された刀は、あの井上真改なのかー
名刀を巡る真相と浪人の正体を追う一方で、
立派に成長した息子の元服に頭を悩ませる小藤次。
誰に鳥帽子親を頼むべきか。
e-honサイトより購入
2位 そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ/著
文藝春秋 814円(税込)
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、
継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、
高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う
家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときー。
大絶賛の本屋大賞受賞作。
e-honサイトより購入
3位 三千円の使いかた
原田ひ香/著
中央公論新社 / 770円
就職して理想の一人暮らしを始めた美帆(貯金三十万)。
結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。
習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。
そして一千万円貯めた祖母・琴子。
御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、
お金をどう貯めて、どう使うのか?
e-honサイトより購入
4位 変な家
雨穴/著
飛鳥新社 1,400円(税込)
知人が購入を検討している都内の中古一軒家。
ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に「謎の空間」が存在していることが判明。
知り合いの設計士にその間取り図を見せると、この家は、
そこかしこに「奇妙な違和感」が存在するという。
間取り図の謎をたどった先に見たものとは…。
2020年10月に公開されるや大反響を呼び、
ウェブサイトで166万PVを記録、YouTubeで508万回以上再生されている
『「不動産ミステリー」変な家』を、未公開の続編も加えた完全版として書籍化。
不可解な間取りの真相は!?
突如消えた「変な家の元住人」は一体何者!?
謎が解き明かされる!
5位 私が見た未来 完全版
たつき諒/著
飛鳥新社 1,200円(税込)
幻の“予言漫画”が緊急復刻!
東日本大震災を予言した漫画として話題沸騰。
絶版の本作に改訂を加え、
たつき諒の全ての予知夢を解説した完全版、および
災害予言・警告書として復刻する。
e-honサイトより購入
6位 親愛なるあなたへ
カンザキイオリ/著
河出書房新社 / 1,375円(税込)
小説家を目指す春樹。
ミュージシャンを夢見る雪。
そして、二人を見守る人たち。
それぞれの哀しみを背負いながら、
高校三年間、寄り添うように生きていく。
ところが突如、平穏な日々に悲劇が訪れた。
隠蔽、苦悩、決断の果てに待つ衝撃の結末とは?
すべての答えは卒業式当日。
私は、あなたの「爆弾」になるー
カリスマアーティストが贈る小説×音楽の物語世界。
7位 聖域
コムドットやまと/著
KADOKAWA / 1,430円
YouTube界の革命児。
いまを生きる若者の新聖書、コムドットリーダー・やまとの“燃える”哲学。
0章 プロローグー 鈴木大飛を構成する7つの鍵
(イケメン・ナルシスト ほか)
1章 可能性を解き放てー やりたいことの見つけ方
(好きなことで生きていく 心の声を聴け ほか)
2章 自己肯定感は最強の武装ー 夢を追うのに準備はいらない
(目的と目標を分解する ほか)
3章 地元ノリを全国へー 人生を誰より楽しむために
(嫌われる勇気 振り幅という起爆剤 ほか)
4章 終わりなき挑戦―時代は自分で引き寄せる
(心躍るほうへ 天才ではない僕たちは ほか)
8位 元彼の遺言状
新川帆立/著
宝島社 / 750円(税込)
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。
元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、
弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することとなった。
数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、
麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。
ところが、件の遺言状が保管されていた金庫が盗まれ、
さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され…。
9位 異郷のぞみし
佐伯泰英/著
文藝春秋 814円(税込)
眉月に縁がある高麗の陸影を望む対馬へと辿り着いた空也。
坂崎碧音の嫡子だと知った藩の重臣から藩士への剣術指導を請われ、
道場でともに稽古することになる。
しかし、朝鮮の剣術家と立ち合う案を断ったことで、
藩からの追跡を受ける身に。
山越えの途中に立ち寄った杣小屋で出会った、
江戸弁を話す小間物商と同道するが…。
10位 70歳が老化の分かれ道
若さを持続する人、一気に衰える人の違い
和田秀樹/著
詩想社 / 1,100円(税込)
現在の70代の日本人は、かつての70代とまったく違う。
格段に若々しく、健康になった70代の10年間は、
人生における「最後の活動期」となった。
この時期の過ごし方が、その後、その人がいかに老いていくかを
決めるようになったのだ。
70代に努力することで、要介護になる時期をできるだけ遅らせ、
晩年も若々しさを保つことができる。
ただ、70代には特有の脆弱さがあることも事実。
無自覚に過ごしていれば、自然と老いは加速していく。
そのため、老いを遠ざけようと意図的に生活することが求められる。
老いを遅らせる70代の生き方とはいかなるものか。
30年以上にわたって高齢者医療の現場に関わってきた著者が説く。