文苑堂書店 週間ランキング
《2021年11月22日~11月28日》
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1位 そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ/著
文藝春秋 814円(税込)
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、
継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、
高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う
家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときー。
大絶賛の本屋大賞受賞作。
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2位 聖域
コムドットやまと/著
KADOKAWA / 1,430円
YouTube界の革命児。
いまを生きる若者の新聖書、コムドットリーダー・やまとの“燃える”哲学。
0章 プロローグー 鈴木大飛を構成する7つの鍵
(イケメン・ナルシスト ほか)
1章 可能性を解き放てー やりたいことの見つけ方
(好きなことで生きていく 心の声を聴け ほか)
2章 自己肯定感は最強の武装ー 夢を追うのに準備はいらない
(目的と目標を分解する ほか)
3章 地元ノリを全国へー 人生を誰より楽しむために
(嫌われる勇気 振り幅という起爆剤 ほか)
4章 終わりなき挑戦―時代は自分で引き寄せる
(心躍るほうへ 天才ではない僕たちは ほか)
3位 三千円の使いかた
原田ひ香/著
中央公論新社 / 770円
就職して理想の一人暮らしを始めた美帆(貯金三十万)。
結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。
習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。
そして一千万円貯めた祖母・琴子。
御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、
お金をどう貯めて、どう使うのか?
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4位 変な家
雨穴/著
飛鳥新社 1,400円(税込)
知人が購入を検討している都内の中古一軒家。
ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に「謎の空間」が存在していることが判明。
知り合いの設計士にその間取り図を見せると、この家は、
そこかしこに「奇妙な違和感」が存在するという。
間取り図の謎をたどった先に見たものとは…。
2020年10月に公開されるや大反響を呼び、
ウェブサイトで166万PVを記録、YouTubeで508万回以上再生されている
『「不動産ミステリー」変な家』を、未公開の続編も加えた完全版として書籍化。
不可解な間取りの真相は!?
突如消えた「変な家の元住人」は一体何者!?
謎が解き明かされる!
5位 愛なき世界 上
三浦しをん/著
中央公論新社 748円(税込)
恋愛・生殖に興味ゼロの院生・本村紗英に、
洋食屋の見習い・藤丸陽太が恋をした。
殺し屋のような教授、サボテン一筋の後輩男子に囲まれ、
本村は愛しい葉っぱの研究に没頭中。
実験やイモ掘り会に潜り込む藤丸の想いは花開くのか。
「知りたい」という情熱を宿す人々の愛とさびしさが心を射る長編。(全二巻)。
特別付録「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上)」
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鈴木忠平/著
文藝春秋 / 2,090円(税込)
なぜ語らないのか。
なぜ俯いて歩くのか。
なぜいつも独りなのか。
そしてなぜ嫌われるのかー。
中日ドラゴンズを日本一に導いた異端の8年間の闘いを描ききった、
「週刊文春」で大反響の傑作ノンフィクション…
運命を変えられた12人の男たちの目を通して綴られる、
落合博満の実験と中日ドラゴンズ変貌の記録。
7位 日本国紀 上
百田尚樹/著
幻冬舎 / 825円(税込)
神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、
私たちの国・日本。
聖徳太子、平清盛、北条時宗、織田信長ら最重要人物を
“一本の線”でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、
大伴部博麻、荻原重秀など、重要な役割にも焦点を当てる。
当代一のストーリーテラーによる日本通史の決定版。(古代~幕末までを収録)
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8位 愛なき世界 下
三浦しをん/著
中央公論新社 / 726円(税込)
葉っぱの実験をこつこつと続ける院生・本村紗英を、
どん底に叩き落とした大失敗。
研究仲間(変人集団)も戸惑うなか、
窮地に光を投げかけたのは料理人・藤丸の反応でー。
人生も、実験も、筋書きがないから面白い。
世界の隅っこが輝き出す日本植物学会賞特別賞受賞作。(全二巻)。
特別付録「藤丸くんに伝われ 植物学入門(下)」
9位 元彼の遺言状
新川帆立/著
宝島社 / 750円(税込)
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。
元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、
弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することとなった。
数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、
麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。
ところが、件の遺言状が保管されていた金庫が盗まれ、
さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され…。
10位 またあおう
畠中恵/著
新潮社 / 649円(税込)
お江戸は日本橋。
長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、
愉快な妖たちが沢山。
そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる「長崎屋のあれこれ」、
屏風のぞきや金欠らが『桃太郎』の世界に迷い込む「またあおう」、
若だんなが長崎屋を継いだ後のお話で、
妖退治の高僧・寛朝の形見をめぐる波乱を描く「かたみわけ」など
豪華5編を収録した、文庫でしか読めない待望のシリーズ外伝。