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文苑堂ベストセレクション≪今村翔吾さん特集≫

文苑堂ベストセレクション

166回直木賞が発表されました。

今村翔吾さんの『塞王の楯』と
米澤穂信さんの『黒牢城』の2作品が受賞しました。
今回は今村翔吾さんの作品を紹介します。


 

 

 

塞王の楯

今村翔吾/著
集英社 2,200円
    
幼い頃、落城によって家族を喪った石工の匡介。
彼は「絶対に破られない石垣」を作れば、世から戦を無くせると考えていた。
一方、戦で父を喪った鉄砲職人の
彦九郎は「どんな城も落とす砲」で人を殺し、
その恐怖を天下に知らしめれば、
戦をする者はいなくなると考えていた。
秀吉が死に、戦乱の気配が近づく中、
琵琶湖畔にある大津城の城主・京極高次は、
匡介に石垣造りを頼む。
攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。
大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、
信念をかけた職人の対決が幕を開ける。
ぶつかり合う、矛盾した想い。
答えは戦火の果てにー。
「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、
圧倒的戦国小説。
  

 


  
立つ鳥の舞

今村翔吾/著
角川春樹事務所 748円
   
「歯月十二日、己の刻。湯島天神宮宮地芝居の舞台に、
瀬川菊之丞を連れてきて欲しいのです」
一濱村屋の年若い主人・吉次からこう切り出された平九郎は、
驚きのあまり絶句した。
希代の女形であった菊之丞は、吉次の養父で、
五年前すでに亡くなっていた。
そして実は、吉次は赤也の義弟であったのだ…。

   


  
じんかん

今村翔吾/著
講談社 2,090円

  
民を想い、民を信じ、正義を貫こうとした青年武将は、
なぜ稀代の悪人となったのか?
時は天正五年(1577年)。
ある晩、天下統一に邁進する織田信長のもとへ急報が。
信長に忠誠を尽くしていたはずの松永久秀が、
二度目の謀叛を企てたという。
前代未聞の事態を前に、主君の勘気に怯える伝聞役の小姓・狩野又九郎。
だが、意外にも信長は、笑みを浮かべた。
やがて信長は、かつて久秀と語り明かした時に直接聞いたという
壮絶な半生を語り出す。
大河ドラマのような重厚さと、胸アツな絆に合戦シーン。
ここがエンターテイメントの最前線!

  


   
冬晴れの花嫁

今村翔吾/著
角川春樹事務所 726円
  
「一日だけ、儂を晦まして欲しい」
ー飴売りの仕事を終え、日本橋の波積屋で鮃の昆布締めと肝を肴に
一杯やっていた平九郎の元に、口入れ屋の坊次郎が訪ねてきた。
幕府御庭番の曽和一鉄という男が、くらまし屋に仕事を依頼したいと話を持ちこんできたという。
なんと依頼主は、老中松平武元―。
虚、御庭番、道中奉行…次々とすご腕の遣い手が現れる中、
くらまし屋は、殿さまの命をかけた想いをかなえることができるのか!?

  


  
童の神今村翔吾/著
角川春樹事務所 880円
  
「世を、人の心を変えるのだ」
「人をあきらめない。それが我々の戦いだ」
ー平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。
彼らは鬼、土蜘蛛…などの恐ろしげな名で呼ばれ、
京人から蔑まれていた。
一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、
越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。
そして遂に桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むがー。
差別なき世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。