文苑堂書店 週間ランキング
2021年4月12日~4月18日
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1位 NEW 52ヘルツのクジラたち
町田そのこ/著
中央公論新社 1,760円(税込)
2021年 本屋大賞受賞
52ヘルツのクジラとは―
他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。
たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、届けられない。
そのため。世界で一番孤独だと言われている。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、
母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、
新たな魂の物語が生まれる―。
e-honサイトより購入
2位 ― 白鳥とコウモリ
東野圭吾/著
幻冬舎 2,200円(税込)
遺体で発見された善良な弁護士。
一人の男が殺害を自供し
事件は解決ーのはずだった。
幸せな日々は、もう手放さなければならない。
東野版『罪と罰』
3位 ― 富山地方鉄道殺人事件 十津川警部シリーズ
西村京太郎/著
新潮社 649円(税込)
「宇奈月から黒部への旅」と書き残し、政界スキャンダルの鍵を握る若手官僚が姿を消した。
彼を追う女性新聞記者の死体が、黒部峡谷を走るトロッコ列車の終点・欅平で発見され、十津川警部は黒部に向かう。その先には行くことが難しい終点駅から、犯人はどこに消えたのか?
そして、事件の舞台は、路線距離100キロ超と地方鉄道ながら有数の規模の富山地方鉄道に。
好評「地方鉄道」シリーズ。
4位 NEW 継争 禁裏付雅帳 十二
上田 秀人/著
徳間書店 726円(税込)
罠と知りつつ、江戸へ向かう禁裏付の東城鷹矢。
待ち受けるのは老中首座松平定信だ。
幕府の走狗として京に赴き、
朝廷の弱みを探る密命をこなしてきた。
しかし、その結果朝幕の主導権争いに巻き込まれ
命を狙われることになった。
この不毛な争いに終止符を打たなければ。
道中の刺客を次々退け、
決意を胸に定信と対峙した鷹矢だが―。
二大権力の暗闇の行方は!?
大人気シリーズ堂々完結!
5位 ↑ 魔力の胎動
東野圭吾/著
KADOKAWA 748円(税込)
成績不振に苦しむスポーツ選手、息子が植物状態になった水難事故から立ち直れない父親、同性愛者への偏見に悩むピアニスト。彼等の悩みを知る鍼灸師・工藤ナユタの前に、物理現象を予測する力を持つ不思議な娘・円華が現れる。挫けかけた人々は彼女の力と助言によって光を取り戻せるか?円華の献身に秘められた本当の目的と、切実な祈りとは。規格外の衝撃ミステリ『ラプラスの魔女』とつながる、あたたかな希望と共感の物語。
6位 ↑ 新謎解きはディナーのあとで
東川 篤哉/著
小学館 1,760円(税込)
警視庁に栄転した風祭警部は大きなミスを犯して国立署に舞い戻り、
麗子の後輩に新人の若宮愛理が加わり、新メンバーで難事件に挑むが!?
富豪の家で“無人だった”はずの部屋から発見された
長男の首吊り死体の謎(『風祭警部の帰還』)。
土偶で見つかった骨董好きの老人の遺体と
血文字のダイイングメッセージの謎(『血文字は密室の中』)。
雑居ビルの裏で発見された墜落死体と
ポケットの中の血の付いたナイフの謎(『墜落死体はどこから』)。
シェアハウスで殺害された看護師と
部屋にあった五つの目覚まし時計の謎(『五つの目覚まし時計』)。
アパートで殺された大学生と目撃者が
“煙草を吸う間に”見た怪しい男の謎(『煙草二本分のアリバイ』)。
毒舌執事・影山の推理が冴えわたる本格ミステリ全5編!!
7位 - 推し、燃ゆ
宇佐見りん/著
河出書房新社 1,540円(税込)
第164回芥川龍之介賞受賞作。
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。
アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。
ある日突然、推しが炎上し??
8位 ↓ スマホ脳
アンデシュ・ハンセン/著 久山葉子/訳
新潮社 649円(税込)
平均で一日4時間、若者の2割は7時間も使うスマホ。
だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップは
わが子にデジタル・デバイスを与えないという。
なぜか?
睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力低下、依存ー
最新研究が明らかにするのは
スマホの便利さに溺れているうちに
あなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。
教育大国スウェーデンを震撼させ、
社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。
9位 ↓ そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ/著
文藝春秋 814円(税込)
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、
継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、
高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う
家族皆に愛情いっぱい注がれてきた彼女自身が
伴侶を持つとき―。
大絶賛の本屋大賞受賞作。
e-honサイトより購入
10位 NEW クララとお日さま
カズオ・イシグロ/著 土屋政雄/訳
早川書房 2,750円(税込)
人工知能を搭載したロボットのクララは、
病弱の少女ジョジーと出会い、
やがて二人は友情を育んでゆく。
生きることの意味を問う感動作。
愛とは、知性とは、家族とは?
ノーベル文学賞受賞第一作、
カズオ・イシグロ最新長篇