文苑堂書店 週間ランキング
《2023年4月17日~4月23日》
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1位 クスノキの番人
東野圭吾/著
実業之日本社 / 990円(税込)
不当解雇の腹いせに罪を犯し、逮捕された玲斗。
そこへ弁護士が現れ、命令に従うなら釈放すると提案があった。
その命令とは……。
2位 汝、星のごとく
凪良ゆう/著
講談社 / 1,760円(税込)
その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、
それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、
心の奥深くに響く最高傑作。
ーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、
自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、
惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、
ひとつではない愛の物語。
ーまともな人間なんてものは幻想だ。
俺たちは自らを生きるしかない。
3位 街とその不確かな壁
村上春樹/著
新潮社 / 2,970円(税込)
村上春樹、6年ぶりの最新長編1200枚、待望の刊行!
その街に行かなくてはならない。
なにがあろうとー
<古い夢>が奥まった書庫でひもとかれ、
呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く動き出す。
魂を揺さぶる純度100%の村上ワールド。
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4位 くもをさがす
西加奈子 / 著
河出書房新社 / 1,540円(税込)
西加奈子初のノンフィクション。
カナダでがんになった。
あなたに、これを読んでほしいと思った。
これは、たったひとりの「あなた」への物語ー
祈りと決意に満ちた、西加奈子初のノンフィクション『くもをさがす』は、
2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、
乳がん発覚から寛解までの約8カ月間を克明につづったノンフィクション作品。
カナダでの闘病中に抱いた病、治療への恐怖と絶望、
家族や友人たちへの溢れる思いと、
時折訪れる幸福と歓喜の瞬間ー。
切なく、時に可笑しい、「あなた」に向けて綴られた
誰もが心を揺さぶられる傑作です。
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5位 お探し物は図書室まで
青山美智子/著
ポプラ社 / 814円(税込)
2021年本屋大賞第2位!
「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書館。
彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、
思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。
自分が本当に「探している物」に気がつき、
明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
6位 悪貨 武南繚乱記 2
上田秀人/著
講談社 / 748円(税込)
時は元禄、大坂では多くの商家が幅をきかせており、
なかでも西国三十藩以上の年貢米を大坂へ廻送、
売る権利を持ち莫大な富を得て隆盛を極める大商家こそが、淀屋であった。
その淀屋に借金をする大名があらわれ、
参勤交代の折には淀屋に寄って挨拶をするほどの力関係に至る。
幕府も商家がつけ上がるのを座視は出来ず、老中首座の土屋相模守が密命を下し、
目付の中山出雲守を大坂東町奉行の増し役(ましやく)に任じる。
大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、上役の筆頭与力・和田山の娘を娶ったものの
妻の不貞を許せず少々手荒に離縁したのを理由に東町奉行所内で孤立していた。
中山出雲守は、気概あるはぐれ者の小鹿に目をつけて言い渡す。
「武家を金の力から守れ」と。小鹿は武士の沽券をかけ、権力を裏で操ることに長けた
上方豪商との争いに巻き込まれていく。
吉川英治文庫賞受賞作家が送る新機軸の書下ろし時代小説待望の続編第二巻。
7位 小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本
小杉拓也/著
ダイヤモンド社 / 1,100円(税込)
19×19=□?
すぐに答えられますか?
この1冊で、小学生がたった1日で19×19までの暗算が
パッと答えられるようになる!
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8位 夢と金
西野亮廣/著
幻冬舎 / 1,650円(税込)
「夢か?金か?」という議論を君の周りの連中は繰り返すだろう。
耳を傾ける必要はない。
あんなのは全て寝言だ。
「夢」と「お金」は相反関係にない。
僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。
「お金」が尽きると「夢」は尽きる。
これが真実だ。
日本の「自殺率」「自殺の原因」「犯罪の動機」を見ると、
それがいかに畜生道に落ちた言葉なのかがわかる。
あなたの言葉は自殺と犯罪の後押しだ。
あなたの言葉は「夢」を壊す作業だ。
西野亮廣の着眼点、発信力、行動力は、今や世界レベル。
エンタメを作るだけでなく、自ら、それを展開する為の
ビジネスモデルのデザインまで行い、
圧倒的な実績につなげている西野亮廣の頭のなかが、一冊の本に!
9位 やる気1%ごはん テキトーでも美味しく作れる悶絶レシピ500
まるみキッチン/著
KADOKAWA / 1,694円
料理が苦手、疲れてごはんづくりどころではない、
でも美味しいものは食べたいといった人の願望を叶えるレシピ本!
鶏肉、豚肉、牛肉、魚介類、野菜、丼、刺身、
パン、パスタ、うどん、デザートまで完全網羅した500品!
食材毎にレシピを掲載しているので、探しやすい&使いやすい。
1冊あればとても便利な、コスパ最強のレシピ本です。
【料理の労力を最小化しています】
・文字を読むのが苦手→細かい説明をはぶいた、短めのレシピです。
・火加減が難しい→レンジや炊飯器でも美味しく作れるレシピも紹介しています。
・考える気力がないでも美味しいものは食べたい→考えなくても大丈夫。500品あるので食べたいものが見つかります。
・買い物がしんどい→主材料少なめなので、家にある材料でもつくれます。
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10位 カケラ
湊かなえ/著
集英社 / 726円(税込)
美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、
久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。
カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横綱八重子の思い出話になった。
幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、
高校2年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、
ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。
母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。
もともと明るく運動神経もよかったいうその少女は、なぜ死を選んだのかー?
少女の死をめぐり、食い違う人びととの証言と、見え隠れする自己正当化の声。
彼女を追いつめたものははたしていったいー。
周囲の目と自意識によって作られる評価の恐ろしさを描くミステリー長編。
「美容整形」をテーマに、外見にまつわる固定観念や、
人の幸せのありかたを見つめる、心理ミステリー長編。
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